行者にんにくの本気採り、シーズン真っ最中今年は4月23日

行者にんにくの本気採り、シーズン真っ最中今年は4月23日

街中の雪も解けて久しく、草木が芽吹き始めてきた今日この頃、やってきました!!山菜のシーズン到来です。例年ですと山菜の一番バッターとして大活躍の行者にんにくですが、今年からは一番バッターがふきのとうに変わり地上最強の二番バッターとして我が家の食卓を彩ってくれてました。
毎年取ってその日食べる分だけでなく冷凍しておいてキャンプの時や焼肉、バーベキューにと一年中食べる分と山奥深くに採りに行きます。

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現場

釣りもそうですが山菜採りも人それぞれの秘密のポイントがあって場所を明かすわけにはいきません。今日も車で札幌から約一時間半弱の山の奥深くへ入り採ってきました。
山道を行くと鹿が通ったばかりの足跡がありました。

なぜか行者にんにくは崖のような急な斜面の谷あいにあることが多いです。難しいことはわかりませんが行者にんにくは多年生の植物で毎年同じところに生えて行きます。しかし毎年同じところでとっているとだんだん茎が細のしか生えなくなり終いには、もう生えなくなってしまいます。なので何カ所かある秘密のポイントをその年年に分けてローテーションを組んで取りにいっています。そうやって気を遣って場所を変えるのともう一つ、取り方にもマナーというか行者にんにくのことを思った採り方があります。それは行者にんにくの生えている葉の数によって採るもの採らないものを決めています。ポヨポヨと入っている茎の細い一枚葉と大きくなってつぼみが出て花を咲かせる三枚葉は採らずにそのまま残しておきます。そうするととっていいのは二枚葉っぱの生えた二枚葉ということになります。行者にんにくハンターの常識だと思いますが皆さんマナーを守って山菜採りを楽しみましょう。

釣果

今年もある意味命がけで頑張ってこんなにたくさんの行者にんにくを取ることができました。

行者にんにく_釣果
行者にんにく_釣果

料理

今日は当然のことながらジンギスカンに天ぷら、おひたしと行者にんにくパーティーです。まずはこの時期しか味わえない、もやし代わりに行者ニンニクをたっぷりジンギスカンに入れて美味しくいただきました。そんなに大きくなっていないのは天ぷらにしていただきます。

まとめ

やはり採れたての幻の山菜、山菜の王様行者にんにくは最高です。この春のシーズンが終わるとあとは冷凍ものになってしまいますが、やはり行者にんにく特有の臭みがやわらいでしまいます。最近は行者にんにくもスーパーで売っていますが、やはり栽培ものも臭みが弱いような気がします。今日は一緒に行った知り合いにエゾノリュウキンカ属名ヤチブキもらい押し出しにして食べました。これもまたなかなか珍しい山菜だと思います。独特の苦味と言いますが渋みがあってマヨネーズと醤油であえていただくととても美味しいです。山菜のシーズンも温暖化の影響か??年々と採れる時期が早くなっているような気がします。いつまでもこんなおいしい山菜を頂けるよう、我々も自然環境に気を付けて生活しなければならないとつくづく思う今日この頃です。

春の山菜_ヤチブキ

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