スープカレー発祥の店「薬膳カリィ本舗アジャンタ」で「とりなすかりぃ」を食べる

スープカレー発祥の店「薬膳カリィ本舗アジャンタ」で「とりなすかりぃ」を食べる

すっかり札幌のソウルフードとなったスープカレーですが元祖、始まりはマジックスパイスというお店だとずっと思っていました。でもたまたまこの店の前を通った時に同僚に「いやいやスープカレーの始まりはこの店だよ!」と教えてもらったアジャンタに初めて行ってみました。

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お店の基本情報

もう一件の南22条辺りにあるお店の方は知っていましたがここは総本店らしいです。場所的には西友元町店の向かいにあります。

アジャンタ総本家_店構え
アジャンタ総本家_店構え

アジャンタ総本家  「薬膳カリィ本舗アジャンタ」
住所 北海道札幌市東区北23条東20丁目2-18
TEL 011-784-8910
Email info@ajanta.jp
営業時間 ①11:00~スープ品切れまで
②17:00~スープ品切れまで
※15:00~17:00は休憩時間です
定休日 12/31・1/1・1/2
駐車場 有
交通 地下鉄元町駅より徒歩5分
JR札幌町駅より車で15分
丘珠空港より車で5分

メニュー

一番人気のとりかりぃが1100円と元祖にしては今の時代リーズナブルな価格帯です。

実食

通常ですと初めて来たお店は一番人気を頼むところなのですがとりなすかりぃと迷った挙句野菜の多い「とりなすかりぃ1,450円」+「スープ増量110円」にしました。

感想

一口目のスープを頬張った瞬間に全面に薬膳の風味と辛さでむせんでしまいました。一般的なスープカレー屋さんは辛さの度合いが選べるのですがここはそういったものがありません。私ははあまり辛さに強くないので、通常ですとお店お人に普通のルーカレーの中辛の辛さの度合いに合わせた辛さを聞いて注文します。この辛さはちょっと許容範囲内かな???と思いつつスープをよくかき混ぜて食べていくと辛さにもなれるのかちょうど良い美味しさの辛さになりました。でも辛いのが苦手な子供だとちょっと無理な辛さかもしれません。スープに札幌ラーメンを思わせる油の膜が張って最後まで熱々でいただけるスープカレーでした。私の考えすぎかもしれませんが鶏ガラや野菜をじっくり煮込んで最後に味噌で味付けをする札幌ラーメンのある札幌で生まれべくして生まれたのがこのスープカレーだと思います。というのもカレー、肉じゃが、豚汁の料理は作る過程が最後にカレールーを入れるか味噌を入れるか砂糖と醤油で味付けをするかによって難の料理か決まってきます。美味しいラーメンのある札幌だからこそそれがベースとなってスープカレー文化が発展したのではないでしょうか(ここアジャンタに関しては全然違ってインドに何とか行っている間に薬膳に興味を持ったのがきっかけで作り初めたと公式ホームページに載っていました。)

まとめ

今までスープカレーは「ラマイ本店」ベンチマークのお店にしていましたが、元祖スープカレーのお店をお知らずして勝手に決めていたことを反省しています。味的には今まで食べたスープカレー屋さんの中では喜多郎が一番近い気がしますが、ここのお店は別格だと思います。ということでベンチマークは相変わらずラマイのままです。でも元祖の味を忘れないように定期的に来なければいけないお店のような気がします。